開花
衝撃的に変化を遂げたのは4時間後でした。
海外経験の長いソムリエの友人カップルが持って来てくれた逸品。
ファースト アタックは丁寧に熟させた果実の熱感と新樽に由来するであろうナッティーさ、長い熟成から来る穏やかさ、でもどこかミントを思わせるスッと抜けるハーブ香。と、複雑で良くできたスパークリング ワインだと思いましたが、その反面シャンパーニュではないよねっと言える泡のユルさがありました。
そんなシャンパーニュ贔屓な私の価値観を覆してくれたのは4時間後でした。
上質なシャルドネがもつバター的な余韻を全開に発揮して、一口飲んだ後にもう一口と続けたくなる。そんな味わいに脱帽でした。
ありがとうございました。
7年以上前